パナソニックからホームベーカリーの新モデルとなるSD-CB1が、2024年9月1日に新発売されるそうです!
今回は、その新モデルSD-CB1と現行モデルであるSD-MDX4の違いを比較して、徹底解説していきたいと思います♪
早速ですが、SD-CB1とSD-NDX4の違いを比較したところ、以下の4つでした。
- SD-CB1はSD-MDX4に比べてパンケースの最大容量が小さい
- SD-MDX4に比べると作れるメニュー数も少なく限定的
- SD-MDX4にはマニュアル機能が搭載されているが、SD-CB1には搭載されていない
- SD-CB1にはイーストやレーズン・ナッツ類の自動投入機能がない
SD-MDX4との大きな違いはサイズ面とマニュアル機能の有無、それにより作れるメニュー数も限定的になっているというところです。
本文で詳しく説明していきますね♪
パナソニックホームベーカリーSD-CB1の機能と概要
パナソニックホームベーカリーの新機種SD-CB1は、とにかくコンパクトさとシンプルさに特化した製品です。
主な機能と特徴は以下の5つでした。
- コンパクトなサイズだからこそ食べきりサイズで焼ける
- 焼きたてのふっくらパンを1年中楽しむことができる
- 「20メニュー30種類」ものメニューがあり飽きない
- 操作部には使い勝手もいいと感じるシンプルさを追求
- 焼きたてパンは簡単3ステップで楽しめる♪
一つずつ詳しく解説していきますね!
コンパクトなサイズだからこそ食べきりサイズで焼ける
パナソニックホームベーカリーSD-CB1は、これまでのホームベーカリー現行モデルと比べても、圧倒的にコンパクトサイズであることが大きな特徴の一つです!
主な現行モデル2機種と、SD-CB1のサイズについて以下の表にまとめてみました。
機種 | SD-CB1(新) | SD-MDX4(現行) | SD-MT4(現行) |
---|---|---|---|
幅 | 18.8cm | 26.3cm | 24.1cm |
奥行 | 28.5cm | 35.6cm | 30.4cm |
高さ | 24.3cm | 35.3cm | 34.7cm |
重さ | 4.0㎏ | 6.0㎏ | 5.6㎏ |
表からも分かる通り、新機種SD-CB1はまさに「小さく置ける。おいしく焼ける。」をコンセプトにした、業界最小コンパクトホームベーカリーなのですね!
横幅がわずか18.8cmで、A4用紙にぴったり収まるサイズなので、キッチンにもすっきり収まってくれます。
毎日使ってほしいからこそ、キッチンに馴染むサイズであることはもちろん、見た目にも操作にも無駄のないシンプルなデザインになっています。
その分、1度に焼ける食パンのサイズは0.6斤サイズと小さめなのですが、普通の1斤サイズではいつも余らせてしまう…とお悩みだったあなたにはまさにオススメ!
毎回食べきりサイズのミニ食パンが、いつでも自宅で、しかも焼きたてで楽しむことができますよ~♪
ふっくらパンを1年中楽しむことができる
パン作りで一番難しいとされている「発酵」の工程も、自動でおまかせできるから1年中ふっくらとしたパンを楽しむことができます!
パナソニック独自のねり・発酵・焼成がプログラムされているから、暑い日でも寒い日でも、一年中安定した仕上がりを実現してくれるのですね。
その秘密は…ずばりパンケース内部の突起(リブ)とパン羽根の設計にあります!
その設計にこだわったことで、プロが行うねり技を再現することができたのだとか…!そのおかげで1年中ふっくらとしたパンが焼けるのです。
また、実はこのSD-CB1にはイーストの自動投入機能は搭載されていないんですね。そのため、材料を入れる際、最初に入れなければなりません。
それでも、過発酵させないようにするための独自プログラムがされているので、一年中ふっくらしたパンを焼くことができるのです。
「20メニュー30種類」ものメニューがあるので飽きない
パンだけに限らず、「20メニュー30種類」と言ったたくさんのメニューに対応してくれているので、飽きることがないおいしさを楽しめます♪
例えば、ピザなどの生地作りや、ケーキと言ったスイーツ、ジャムなんかも作れるそうですよ。
オートパンメニュー | 生地メニュー | ケーキ類 |
---|---|---|
デイリーパン | パン生地 | バターケーキ |
高加水パン | 米粉パン生地(小麦なし) | 米粉ケーキ |
クイックパン | ピザ生地 | ガトーショコラ |
ごはん食パン | ベジタブルケーキ | |
リッチパン | ジャム | |
ブリオッシュ風食パン | 生チョコ | |
全粒粉食パン | ベイク | |
うずまきパン | ||
米粉パン(小麦入り・なし) |
SD-CB1で作ることのできるメニューを表にまとめてみると、以上の20メニューありました!
さらに○マークの付いているメニューでは、具入りにもできるということなので、それらも含めて30種類以上のメニューが作れるということですね。
詳しいレシピ等はパナソニックのホームベーカリー公式サイトで見ることができますよ。
操作部には使い勝手もいいと感じるシンプルさを追求
操作部分は、初めての方にも分かりやすく、使い勝手がいいと感じられるようシンプルな作りになっています。
例えば、焼き色の設定も、「COLOER」というボタンを押すことで、焼き色を「淡・標準・濃」の3通りから選ぶことができます。
その他「TIMER」というボタンはタイマー予約の設定ボタンで、お好きな時間に設定すれば、いつでも焼きたてのパンを楽しむことができますよ♪
ただし、これらの調整は、メニューによっては選択できないものもあるようです。
予約タイマーが使えるメニューにも限りがあり、デイリーパン、ごはん食パン、全粒粉食パン、米粉パン(小麦入りorなし)の5種類のみです。
焼きたてパンは簡単3ステップで楽しめる♪
焼きたてパンを作る方法は、簡単3ステップ!これだけでいつでも焼きたてパンが楽しめるんだからお手軽ですよね!
- パンケースを取り出し、パン羽根をセットして材料を投入
- パンケースを本体に戻し、メニューを選んで表示させてスタート
- パンケースを取り出して一度冷ましたら、パンを取り出し、粗熱をとれば完成!
▼コンパクトでシンプルなホームベーカリーをお探しならSD-CB1がおすすめ!
パナソニックホームベーカリーSD-CB1とSD-MDX4の違い
パナソニックホームベーカリーの新モデルSD-CB1と、現行モデルSD-MDX4の違いを比較して、徹底解説します!
新モデルSD-CB1と現行モデルSD-MDX4の違いを比較したところ、以下の4つでした。
- SD-CB1はSD-MDX4に比べてパンケースの最大容量が小さい
- SD-MDX4に比べると作れるメニュー数も少なく限定的
- SD-MDX4にはマニュアル機能が搭載されているが、SD-CB1には搭載されていない
- SD-CB1にはイーストやレーズン・ナッツ類の自動投入機能がない
それぞれの違いを詳しくご紹介していきます。
SD-CB1はSD-MDX4に比べてパンケースの最大容量が小さい
現行モデルのSD-MDX4では、パンケースの最大容量がハーフ食パンや1斤サイズになのに対し、新モデルSD-CB1では約0.6斤サイズと小さくなっています。
やはりSD-CB1では、業界最小のコンパクトサイズホームベーカリーであると謳っているため、最大容量が少ないという点は納得です。
その分、これまでの1斤サイズではどうしても余してしまう…、食べきりサイズで焼ければ十分!と感じていた方のニーズにしっかり応えていると言えますね!
SD-MDX4に比べると作れるメニュー数も少なく限定的
現行モデルSD-MDX4で作ることが出来るメニュー数は43メニューなのに対し、SD-CB1では20メニュー30種類と限定的となっています。
現行モデルのSD-MDX4で作ることができるメニューを一覧表にしてみました!
オートパンメニュー | 生地メニュー | その他 |
---|---|---|
リッチパン・ド・ミ パン・ド・ミ | 食パン生地 | 生種おこし |
食パン ソフト食パン サンドイッチ用食パン | ハード生地 | クイックブレッド |
早焼き食パン クイックスイート食パン 60分パン | リッチ生地 | ソイスコーン |
ごはんパン ごはんフランスパン | 天然酵母パン生地 | 米粉ケーキ |
ライ麦パン 全粒粉パン 低糖質パン | ビザ生地 | ケーキ ベジケーキ |
ブリオッシュ マーブルパン アレンジパン | 8分スピード生地 | 生チョコ |
白パン風食パン ハーフ食パン | うどん・パスタ | ミルクジャム ジャム |
米粉パン(小麦入り・なし) | コンポート | |
ドライ天然酵母食パン 天然酵母食パン | 甘酒 あん もち |
現行モデルSD-MDX4の方には、オートパンメニューだけで22種類もあるという点には驚きですね!
その他にももちやあん、甘酒、コンポート、うどんやパスタまで作れてしまうので、これ1台あればまさに至れり尽くせりと言った感じです♪
一方で新モデルSD-CB1は20メニュー30種類なので、少し限定的に感じるかも知れません。もちや低糖質パンメニューは作れないようです。
ですが、コンパクトさと必要最低限の機能が備わっているホームベーカリーを探していた方などは、SD-CB1の方を選ばれるといいかも知れませんね。
SD-MDX4にはマニュアル機能が搭載されているが、SD-CB1には搭載されていない
現行モデルSD-MDX4に搭載されているマニュアル機能が、新モデルのSD-CB1には搭載されていません。
またWセンシング発酵の機能も搭載されていません。
マニュアル機能とは…パン作りの工程をより個別に設定することが出来る機能で、「ねり」「発酵」「焼き」それぞれのレベルと時間が設定できる。
Wセンシング発酵とは…「室温センサー」と「庫内温度センサー」のWセンサーで、季節や運転時の室温の変化をみながら自動でイーストの混ぜこみタイミングやプログラムを調整してくれる機能。
マニュアル機能は、ホームベーカリーを使って本格的なパン作りをしたい場合に役立つ機能です。
例えば、生地の「発酵」のみがしたい、「ねり」のみ、「焼き」のみがしたい場合など、それぞれの工程にこだわった設定ができるのです。
特にSD-MDX4には「マイねり」機能と言って、自分で設定した「ねり」のパターンを5個まで記憶してくれる機能も搭載されています。
これらは、ねりの速度を巧みに変えることができるインバーターモーターが搭載されているからこその機能だと言えます。
これにより60分パンやマーブルパンなどの多種多彩なメニューがつくれるという訳なんですね~。
一方で、SD-CB1にはこれらの機能が搭載されていないため、個別に細かく設定することはできません。
ですが、「焼き色調節」の機能は付いているため、メニューにもよりますが、表面の焼き具合を調節することはできます。
また、SD-CB1には元々イーストの自動投入機能も搭載されていないため、Wセンシング発酵の機能が搭載されていない点にも納得できますよね。
SD-CB1にはレーズン・ナッツ類の自動投入、粗混ぜ機能がない
新モデルのSD-CB1には、生地をつくった後の最適なタイミングでレーズン・ナッツなどを自動投入してくれる機能は付いていません。
それに伴い、チーズやベーコンなどの柔らかい具材の場合、形を残したまま混ぜ込める「粗混ぜ機能」も搭載されていません。
SD-CB1にはこれらの機能がありませんが、具入りパンが作れないわけではないのでご心配なく♪
粗混ぜ機能がなくても、レーズンやアーモンドなど柔らかすぎる具材でなければ、具材の食感が残った具入りパンを仕上げることができます。
どんな具材でも、食感を残した具入りパンを作りたいと言った場合には、粗混ぜ機能がついたSD-MDX4の方がおすすめです。
▼SD-CB1にはコンパクトサイズでありながら、必要最低限の機能が備わっていますよ♪
▼SD-MDX4は至れり尽くせりの機能が充実!もちやパスタ、うどんもお任せ♪
パナソニックホームベーカリーSD-CB1とSD-MDX4はどっちがおすすめ?
SD-CB1とSD-MDX4の違いを踏まえて、どちらがどんな方におすすめなのかを整理していきますね!
SD-CB1がおすすめな人
SD-MDX4がおすすめな人
SD-CB1とSD-MDX4の最大の違いは、やはりサイズ面とマニュアル機能の有無によりメニューが充実しているかいないかです。
置き場所に困らず、ホームベーカリーとして最低限の機能を備えているものでいいと考えている場合であれば、SD-CB1の方をおすすめします!
逆に、やっぱりホームベーカリーでパンを作るのなら本格的に挑戦したい、機能やメニューが充実した機種のほうがいいと思っているならSD-MDX4がおすすめです!
SD-CB1とSD-MDX4の比較表
SD-CB1とSD-MDX4の違いを表にまとめてみました!
項目 | SD-CB1 | SD-MDX4 |
---|---|---|
容量 | 0.6斤 | ハーフ食パン、1斤 |
メニュー数 | 20メニュー30種類 | 43 |
インバーターモーター | ✕ | ○ |
3D匠ねり | ✕ | ○ |
Wセンシング発酵 | ✕ | ○ |
イースト自動投入 | ✕ | ○ |
レーズン・ナッツ自動投入 | 投入時お知らせ | ○ |
レーズン・ナッツ自動投入量(最大) | 手入れで50gまで ※一部メニューで 併せて30gまでの制限あり | ドライフルーツ類100gまで ナッツ類100gまで |
パンケース | フッ素 | 遠赤フッ素 |
マニュアル機能 | ✕ | ○ |
焼き色選択 | 濃/標準/淡 | 濃/標準/淡 |
混ぜ方選択 | ✕ | ふつう/粗混ぜ |
予約タイマー | ○ | ○ |
国内小麦アレンジレシピ | ○ | ○ |
もち | ✕ | ○ |
低糖質パンメニュー | ✕ | ○ |
比較表をみてみると、SD-MDX4の方が全ての機能面を網羅していて、より充実しているということが分かりますね♪
▼毎回食べきりサイズの食パンを焼くならSD-CB1がおすすめです!
▼具材の食感を残した具入りパンを作りたいならSD-MDX4です!
パナソニックホームベーカリーSD-CB1とSD-MDX-4K 共通の機能や特徴
ここからは、SD-CB1とSD-MDX4に共通する機能や特徴についてお話していきますね。
焼き色の選択ができる
SD-CB1とSD-MDX4には、両者とも焼き色をお好みで選べる機能が付いています。
具体的には、「濃」「標準」「淡」の3つのモードから選べます。
それぞれのモードで一通り焼いてみて、自分好みの焼き色を見つけてみると良いですね!
予約タイマーが使える
SD-CB1とSD-MDX4には、どちらにも便利な予約タイマーの機能も付いています!
焼き上がりの時間を設定できるので、例えば夜寝る前に材料を投入し設定しておけば、朝起きた時点で焼きたてのパンが焼き上がってくれているのです♪
朝食に合わせて焼きたてのパンが食べられるなんて…とっても便利な機能ですよね!
国内小麦アレンジレシピに対応
SD-CB1とSD-MDX4のどちらとも、近年ニーズが高まっている国産小麦でつくれるパンレシピに対応しています!
こちらのレシピについては、本体付属のレシピブックに掲載されています。
パン・ド・ミ/食パン/早焼き食パン/全粒粉パン(全粒粉30%)/リッチ生地/ピザ生地/8分スピード生地(クリスピーピザ生地・あんまん生地)/クイックブレッド
国産小麦パンレシピとしては、上記のようなメニューがあるようです。
やっぱり国産小麦が使われたパンって、単純に美味しいですものね。何より日本人基準で作られていると言うこともあるので、安心感もあります。
どちらの機種にしても、そんなパンがお家で手軽に作れると言う点は嬉しい点ですね♪
パン以外では米粉ケーキ、ピザ生地、生チョコ、ジャムなら作ることができる
パン以外に作ることができるレシピとして、SD-CB1とSD-MDX4ともに共通しているのは、米粉ケーキ、ピザ生地、生チョコ、ジャムの4つです。
SD-CB1の方は、SD-MDX4と比較するとメニュー数が限定的なので、パン以外のメニューも少ないです。
それでも米粉ケーキ、ピザ生地、生チョコ、ジャムの4つが作れると言う点は共通していました。
これだけでもメニューの幅は十分に拡げられそうですよ。
▼コンパクトさと小容量重視ならSD-CB1一択です!
▼機能やメニューの充実さを重視するならSD-MDX4です!
パナソニックホームベーカリーSD-CB1とSD-MDX-4K 違いの比較まとめ
以上、パナソニックホームベーカリーSD-CB1とSD-MDX4の違いを4つお伝えしました。
違いはこの4つでしたね。
- SD-CB1はSD-MDX4に比べてパンケースの最大容量が小さい
- SD-MDX4に比べると作れるメニュー数も少なく限定的
- SD-MDX4にはマニュアル機能が搭載されているが、SD-CB1には搭載されていない
- SD-CB1にはイーストやレーズン・ナッツ類の自動投入機能がない
どちらにも焼き色の選択や予約タイマー機能は付いているので、自由に焼き色を変えてみたり、朝食時間に合わせて焼き上げたりすることはできます。
大きく違うのは「サイズ面」と「機能の充実さ」の2点です☆
これらの2点に着目して選んでいただくと、決めやすいのではないかと思います!
これまでのモデルのように、1斤サイズでは少し多い、置き場所にも困らず必要最低限の機能が付いた機種で良いとお考えならSD-CB1で満足できそうです。
でもせっかく買うなら、機能も充実していて作れるメニュー数の多い方が良いとお考えの場合には、SD-MDX4の方がおすすめです♪
この記事があなたのホームベーカリー選びの一助となれましたら幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました☆
▼SD-CB1にはコンパクトサイズでありながら、必要最低限の機能が備わっていますよ♪
▼SD-MDX4は至れり尽くせりの機能が充実!もちやパスタ、うどんもお任せ♪